流木アート制作・販売「アトリエ かくれんぼ」

【人生編】お水の世界

最初に出したのは六本木の芋洗い坂に「スナック功ちゃん」という本当に小さなスナックです。
アルバイトの女の子が可愛い子だったのも影響し、そこそこうまくいきました。

仲間たちと話し合いもう一店舗だそうと話し合いをしていたところ、たまたま防衛庁前にある、いい物件の話が舞い込みました。

テーマは「パフォーマンスパブ」!
女の子がいて、ゲイボーイもいてショーも見られる。
お店の名前は「ワイズメン」です。
(訳しますと「賢いものの集まり」・・・実際は元八百屋のお兄さんの集まりですが・・・)

面接も私情をはさみまくり、いろんなタイプのスタッフを集めました。
とくにゲイボーイは強烈でした!今までこの人種には接する機会がありませんでしたので…。
ここで「おかま」と「ホモ」の違いを学びました

営業時間はPM7:00からAM5:00まで、本当に長時間労働が好きな連中です。
オープン当初は同級生の平田(海の家あたりから巻き込んだやつ)が店長で私は厨房(カウンターの中)に入りました。
海の家でラーメンを作っていたのが幸いしたのか??
ど素人にしては結構がんばって作っていたと思います。

問題はショータイムのスタッフが足りなかったことです…(汗)

結果、自分たちがやるしかないと気持を奮い立たせゲイボーイに踊りを教わり、ちょうちんブルマにおさげのかつらをかぶりこっけいな化粧をしてリズミカルな音楽をバックに踊りました。
涙をためながら…。
そして踊るたびに「こんな姿とても親には見せられない」と思っていました。

しかし人間は変わります…(涙)

ある日、お客様からチップをいただいたのです。
その頃は、バブルのころでした…
一万円札が股間に差し込まれていくのです。おひねりも飛び交いました。

いつの間にか先頭に立って踊っている自分がいました。


とにかくなにもかも一生懸命でした。
じゃがいもを袋詰めしていた手で水割りを作ります。
ゲイボーイとか女性スタッフに怒られながら…(ちっくしょう!)
売り上げを上げるため、ボトルを開けるのに命がけでした。
はきまくった日々でした。
仕事が終わるとスタッフを連れて飲みに行きます。それも朝方の6時ころです。
そしてサラリーマンが出勤してくる8時半ごろに大酔っ払いで、よたよたしながら満員電車で帰るのです。

こんな生活をしながらでも時代背景も手伝いお店を2店舗、3店舗と増やしていきました。
本物のアンティークを使ったレストランパブやバーでした。

六本木では私たちは結構評判になっていたそうです。

そんな中、元八百屋の人間がお水の世界にどっぷりはまり、体が壊れていくところに人生の大きな巡り合わせがきました…
 
つづく